土に還る染料 ベンガラ染め体験♡

土に還る染料 ベンガラ染め体験♡

ICA札幌オフィスの飯田です。
最近は、コロナの影響でキャンプもままならず。。。お休みの日は、キャンプ用のテーブルを作ったりお部屋の模様替えをしたりして過ごしています。


そんな中。。。土に還る染料“ベンガラ染”を体験する事になりました。
スタッフ3名で染めの体験したのですが触っていても気持ちのいい癒される時間となりました。
今回はその体験を皆さまに報告いたしますね!

 

ベンガラについて

ベンガラは土から取れる成分(酸化鉄)で紅殻、弁柄とも呼ばれ語源はインドのベンガル地方より伝来したことからそう呼ばれています。
日本の暮らしにも古くから根付いている素材で陶器や漆器、また防虫、防腐の機能性から家屋のベンガラ塗りとしても使用されてきました。
経年変化に強く、日光による褪色がないことも特徴で昨今では無害であることから天然素材として見直され繊維製品への染色、オーガニック製品にも使用されるようになりました。


まず、必要なもの

下染め剤:これがあるときれいに色が定着するそうです。
泥染めの染料:好きな色を選びます。混ぜてもOKです。
洗面器:トートバッグやハンカチでしたら洗面器でも十分です。今回はトートバッグでチャレンジです♪


まずは、洗面器にお水をと下染め剤を入れて混ぜたらトートバッグを投入~♪
ゆっくりしっかりと繊維にしみこませるように浸透させます。洗面器に新しいお水と染料を入れて軽く絞ったトートバッグを投入~(ドキドキ)
私が選んだ色は黄色の鬱金(うこん)という色です。
ここでも2分位しっかりもみ洗いをするように浸透させましょう!
段々色が染まってきて、染料も土から出来ているせいか優しく癒されます。しっかり乾燥させてから、キャンプ大好きな私は紙で焚き火の柄をくりぬいて、古色(こしょく)を筆でトントンして柄をつけてみました。はじめてのベンガラ染めはとても楽しく、普段クレイをさわっている時のような気持ちよさすら感じました。
今回1度しか染めなかったので、色も薄くて少しまだらになってしまいましたが、染料を増やす事や染めを繰り返す事でより色鮮やかに染まるそうです。
でも、初めての作品はすっかりお気に入りで毎日のお弁当入れに重宝しています。


次回はTシャツを染めてみたいなーと思っていますのでまた、報告しますね!